Record China 2010年2月2日(火) 15時27分
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1日、米国の石油専門誌「オイル・アンド・ガスジャーナル」はこのほど09年の世界主要各国の石油産出量を発表、中国はイランを抜いて4位だった。写真は渤海海域の油田。
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2010年2月1日、米国の石油専門誌「オイル・アンド・ガスジャーナル」はこのほど09年の世界主要各国の石油産出量を発表、中国はイランを抜いて4位だった。北京日報が伝えた。
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それによると、09年の石油産出量トップはロシア(4億9600万t)。以下、サウジアラビア(4億1000万t)、米国(2億6700万t)、中国(1億8900万t)、イラン(1億8600万t)と続いた。6〜10位までは08年と同じくメキシコ、カナダ、イラク、クウェート、アラブ首長国連邦の順だった。
09年の世界全体の石油産出量は、金融危機などの影響を受けて08年に比べ3.2%減少し、35億2500万tだった。各国別では主要産出国30カ国のうち21カ国で減産となり、うち4カ国が10%以上減少した。
また、同誌は、石油埋蔵量のうちすでに確認されている可採埋蔵量ランキングについても発表した。それによると、1位はサウジアラビア(可採埋蔵量359億5000万t)で、以下カナダ、イラン、イラク、クウェート、ベネズエラなどの順となっている。中国の可採埋蔵量は27億9000万tで、08年より27.2%増となり、世界でも数少ない前年比2けた増の国家となった。主要産出国30カ国のうち、可採埋蔵量が前年比で増加した国は中国、イラン、カタール、エクアドルなど8カ国に過ぎないという。
一方、中国石油・化学工業協会のデータによると、09年の世界の平均的な原油価格は08年に比べて明らかに下落しており、この影響を受けて中国国内の石油・天然ガス業界の利益は前年比60.7%減の1687億元(約2兆2270億円)となった。また、中国は09年、世界の4大石油産出国となると同時に、石油(原油及びオイル製品)の対外依存度も高まり、08年の50.87%から52.63%へと上昇した。(翻訳・編集/HA)
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