中国が最大の輸出相手国に、戦後初めて対米輸出を上回る―日本

Record China    2010年1月31日(日) 6時13分

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27日、中国メディアは、財務省が発表した09年の貿易統計速報(通関ベース)で、09年通年の対中輸出額が10兆2391億円に達し、戦後初めて対米輸出を上回ったと報じた。写真は中国の日本車ショールーム。

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2010年1月27日、中国の華僑向け通信社、中国新聞社(電子版)は共同通信の転電として、財務省が発表した09年の貿易統計速報(通関ベース)で、09年通年の対中輸出額が10兆2391億円に達し、戦後初めて対米輸出を上回ったと報じた。

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中国が戦後初めて米国を上回り、日本最大の輸出相手国となった。金融危機後の経済回復で遅れをとる米国に対し、順調な経済成長を続ける中国の旺盛な購買力を改めて見せつけられた形だ。今回の米中逆転は、「リーマンショック」後の世界経済の急激な構造変化を象徴している。

09年12月単月の輸出総額は中国の強い需要のもと、前年同期比12.1%増の5兆4128億円に達し、金融危機が本格化した08年9月以来1年3か月ぶりのプラスとなった。

09年通年の対米輸出額は前年比38.5%減の8兆7446億円で、過去最大の下げ幅を記録。対中輸出も同20.9%減で11年ぶりのマイナスとなったものの、米国を大きく引き離した。

09年通年の輸出総額は前年比33.1%減の54兆1827億円で、過去最大の減少。貿易黒字は原油価格の大幅下落の影響で、2年ぶりに前年を上回る2兆8078億円となった。(翻訳・編集/NN)

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