「ゴミ焼却発電所付近でガン患者が多発」説、当局が完全否定―広東省広州市

Record China    2010年1月27日(水) 12時18分

拡大

26日、広東省広州市郊外のゴミ焼却発電所付近でガン患者の異常発生が指摘された問題で、地元当局がこれを否定する調査報告を発表した。写真は「ガンの村」と呼ばれる陝西省華県の龍嶺村。

(1 / 4 枚)

2010年1月26日、広東省広州市郊外のゴミ焼却発電所付近でガン患者の異常発生が指摘された問題で、地元当局がこれを否定する調査報告を発表した。金羊網が伝えた。

その他の写真

問題となっているのは、同市白雲区太和鎮の永興村に建てられた李坑生活ゴミ焼却発電所。同発電所は市の優良プロジェクトに指定され、05年から操業が始まった。同村ではこれ以降、呼吸器系のガン患者が急増し、計42人が死亡したとされているが、報告は22人だったと主張。過去のデータをもとに、同発電所の操業前と後ではガンによる死者数に変化はなかったと結論づけ、有害性を完全に否定した。

ゴミ問題が深刻化している同市では、市郊外の番禺区にもゴミ焼却発電所の建設を計画していたが、永興村の実状を知った周辺住民が激しく反発。これにより、当局は計画中止を余儀なくされている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携