合同企業セミナーにつめかける10万人の卒業予定者―江蘇省南京市

Record China    2006年11月20日(月) 5時12分

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来年度の卒業者を対象とした大型合同企業セミナーが開催され、5万ほどの求人を目当てに10万人が訪れた。就職難で求職者数が多いため、こうしたセミナーでは履歴書が流出するなどの問題も起きている。

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2006年11月18日、2007年度の全国の大学卒業生を対象とした大型合同企業セミナーが、江蘇(こうそ)省南京(なんきん)市のオリンピックセンターで開催された。今回企業セミナーに参加した企業は約900社で、各社の人事部から計2500人が派遣された。提供されている職の数は、なんと5万件以上となっている。

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しかし今回は2007年度卒業者向けの初めての合同企業セミナーのため、会場を訪れる各地からの学生の数は10万人を越えており、全員の要求を満たすことができないのは明らかだ。

これまでさまざまな合同企業セミナーでは、求職者数が募集人数に比べて多すぎるために、一部企業の人事部の職員が、求職者の履歴書などの情報を勝手に流出させるという問題が起きたことがあった。今回の主催者はその点に気を配り、苦情窓口を開設。そのような現場が発見された場合、企業は会場から追い出されることになる、と明言した。

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