韓国人の4人に3人が「北朝鮮に反感」=ネット「統一なんて妄想だ」

Record China    2020年8月18日(火) 21時20分

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17日、韓国・KBSによると、韓国国民の4人に3人が「北朝鮮政権に反感を抱いている」ことが分かった。写真は北朝鮮。

2020年8月17日、韓国・KBSによると、韓国国民の4人に3人が「北朝鮮政権に反感を抱いている」ことが分かった。

KBSは、毎年8月15日の光復節(日本からの解放記念日)に「国民の統一意識」アンケートを実施している。今年の調査の結果によると、「北朝鮮政権に反感を抱いている」との回答は74.5%に達した。「普通だ」は21.4%で、「好感を抱いている」は4.1%にとどまったという。

「統一の必要性」については、「大きな負担がなければ統一が望ましい」との回答が44.2%で最も多く、「相当の期間、今の共存状態を維持すべきだ」が24.3%、「必ず統一すべきだ」が15.4%だった。

統一に向けての先決課題を二つ選ぶ質問では、「核問題の解決」(43.8%)と「軍事的信頼構築」(42.1%)が最も多く選ばれた。以下には「経済交流・協力」(29.6%)、「文化交流および人的交流」(25.3%)、「南北内部の国論統一」(20.9%)と続いた。

朝鮮半島統一の力になる国を尋ねる質問には、59%が「ない」と答えた。国の選択では米国が29.8%で最も多く、2位が中国で8.3%だった。日本との回答は0.7%にとどまったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国の主敵は北朝鮮。百歩譲っても、単なる外国。それ以上でも以下でもない」「統一なんて妄想だ」「国民は北朝鮮を『まともな国ではない』と認識しているのに、この政権は誰のための政権だ?」「文大統領はこのアンケートの結果を見てごらんよ」「北朝鮮は主敵ではない!と言っている人こそ主敵だ。誰のことか分かるよね?」「好感を持ってる人が4%?。一体誰だ」などの声が寄せられている。

また「若者と高齢者では、統一マインドが異なるんだよ。若者は自分たちが生きることで精一杯。統一に興味がないか、統一税の負担などを快く思っていない。高齢者は故郷への思いがあるし、観光などの希望的要素ばかりを見て、ロマンを感じている。時が経つほど世代間の隔たりは広がっていく」という分析や、「統一はしなくていいけど、自由に往来ができるといいな」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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