<外国人排斥デモ>池袋の中華物産店は厳戒、「右翼による反中は日本人を代表しない」―日本華字紙

Record China    2010年1月12日(火) 15時55分

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10日、警察の警戒警備が敷かれるなか、東京・池袋の中国物産店「陽光城」前で小規模な外国人排斥デモ活動が行われた。写真はデモが行われた同店前。

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2010年1月10日、警察の警戒警備が敷かれるなか、東京・池袋の中国物産店「陽光城」前で小規模な外国人排斥デモ活動が行われたが、衝突などは起きなかった。12日付で日本華字紙・中文導報が伝えた。

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同記事によると、デモを行ったのは正統的な「右翼団体」ではなく、「新右翼」を自称するグループ。「東京チャイナタウン」準備委員会の胡逸飛(フー・イーフェイ)委員長は、「少数派の排外グループは、日本人を代表しない。彼らに面と向かって『日本の恥』と怒りの声を上げる若者もいた」と語る。

09年9月26日には、日の丸を掲げた30人以上の若者が池袋の同店前に集まり、4〜5時間に及ぶデモを行った。同店によると、店長の服がこの騒ぎで裂けるほどだったという。しかしこの妨害活動によって、「右翼が騒げば騒ぐほど、私たちは商売を支持しなければならない」という得意客もあらわれ、熱心に買い物をしてくれる日本人客も多くなったという。

池袋には、150以上の中華料理店(日本人による経営も含む)があり、物産店、旅行社、美容院、学校、託児所、華僑向けサービス業者、不動産、メディアなどが林立している。池袋は華僑・中国人だけでなく日本人にとっても大きな観光・娯楽スポットとなっており、特に週末は熱気にあふれる。池袋「新チャイナタウン」整備に向けての動きもあり、それが今回のデモの一因だとみられている。(翻訳・編集/津野尾)

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