Record China 2010年1月12日(火) 10時22分
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9日、中国の道路交通事故の発生件数が減少していることがわかった。写真は湖南省の高速道路で発生した玉突き事故。
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2010年1月9日、公安部交通管理局が09年に中国全土で起きた道路交通事故に関するデータを発表した。中国新聞社が伝えた。
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発表によると、全国の道路で起きた交通事故は23万8351件、死亡者数6万7759人、負傷者数27万5125人。直接的な財産損失額は9億1000万元(約123億円)となり、08年比でそれぞれ10.1%、7.8%、9.8%、10.7%減少した。また、一度の事故で10人以上死亡した大規模な道路交通事故は24件で、これも昨年同時期より5件減少した。自動車1万台あたりの死亡率は3.6人で、0.7ポイントの減少。
中国公安部では、09年の道路事故状況について、次のような特徴を挙げている。
1、速度超過、飲酒運転、疲労した状態での運転等による死亡事故数の減少。
2、大きな国道や高速道路での死亡事故発生件数の減少。
3、悪天候下での死亡事故の増加。
4、オートバイによる死亡事故の増加。
5、大型バスやトラックなどの商用車による死亡者数10人以上の大規模な事故の増加。
特に商用車による事故に関しては、違法経営、企業のドライバー管理が甘く安全教育がなされていない、などの原因が挙げられた。
2010年は上海万博、広州アジア大会の開催も予定されており、交通量増加も予想されるため、各公安交通管理部門で道路交通安全の向上に全力で努めるとしている。(翻訳・編集/中原)
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