独身女性の4割が「一生独身かも」と不安抱える=結婚・恋愛に対する意識調査―中国

Record China    2010年1月11日(月) 22時27分

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9日、中国の独身男女を対象とした「結婚・恋愛に対する意識調査」で、独身女性の4割が「自分は一生独身かも」という不安を抱えていることが明らかになった。写真は上海で行われた婚活パーティー。

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2010年1月9日、中国の独身男女を対象とした「結婚・恋愛に対する意識調査」で、独身女性の4割が「自分は一生独身かも」という不安を抱えていることが明らかになった。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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同調査は、中国婚姻家庭研究会(中華全国婦女聯合会主管)、中国社会工作者協会婚介業界委員会、結婚情報サイトBaihe.comが共同で実施したもの。2009年1〜9月のデータに基づき、年間の婚姻件数は1170万組、離婚件数は242万組と推計している。

この調査結果によって、中国の独身女性の結婚・恋愛に対する不安が浮き彫りになった。例えば、独身女性の4割が「自分は一生独身かも」という不安を抱えているという。これに対して、「お嫁さんをもらえるか不安」という独身男性は、わずか8.1%にとどまった。

また、恋愛に消極的な“草食化傾向”もみられる。約50%が「恋愛経験は1回以下」と答え、3割が「異性とどう接していいか分からない」との心情を明かしている。4割以上が「デートやデートの準備の仕方が分からない」と答えており、35%が「清潔な服を着ればそれでよし」、6%が「準備は何もしない」と答えている。こうした草食系女性のデートの成功率は低いという。

さらに、62%が「出会いの場が限られている」と感じている。3割が「1年以内に恋愛対象の異性と出会う可能性が全くない」と答えている。結婚相手に求める条件を下げたくないというのが女性の本音のようだ。そのせいで、結婚のチャンスを逃した独身女性も少なくないという結果も出ている。

中国では、独身の子どもに代わって結婚相手を探す“親の婚活”も盛況だという。世界的な景気悪化や不動産価格の上昇で、「不動産所有の有無」と「貯金額」が、「性格」や「人柄」と同じように結婚相手を選ぶ際の重要な条件となっている。(翻訳・編集/SN)

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