Record China 2006年11月17日(金) 12時55分
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陳さんのイヌが産んだ7匹の子イヌのうち、1匹だけが奇形で2本しか脚がなかった。母イヌはこの子にことさら気を配り、移動するときは必ず口にくわえて連れて行く。その愛情に打たれ、陳さんはイヌの子育てに協力することにした。
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2006年11月15日、福建(ふっけん)省福州(ふくしゅう)市の横竜(ホンロン)村にある陳(ちん)さんの家では、3日前に生まれた7匹の子イヌが、お母さんのお乳を安らかに飲む姿が見られる。しかしそのうちの1匹は、いつも兄弟たちに押しのけられてしまい、おなかを空かせて鳴いている。飼い主の陳さんは、この光景を見るとため息をつき、乳を飲めない子イヌを持ち上げては、ミルクをやっている。
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よく見ると、この子イヌは先天性の奇形で、前脚がない。これでは独り立ちはできないどころか、生き延びていくのも難しい。しかし母イヌはいつもこの2本足の子を大事にして、口にそっとくわえて移動する。陳さんは母イヌの愛情に打たれ、この子イヌの面倒を見ることにしたのだという。
子イヌたちの食事時、お母さんは大忙しでこの子の面倒を見ることができない。そんな時陳さんは彼女の代わりに、この2本脚の子にミルクをやる。お母さんイヌも、そんな陳さんに感謝しているように見える。その証拠に、この2本足の子は他の誰にも触らせないのだ。お母さんイヌは陳さんだけを信頼してこの子を預け、わが子がミルクをもらう様子を静かに見守っている。
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