<レコチャ広場>金融危機が過ぎ去った後、オンラインショップが新時代を―中国

Record China    2010年1月10日(日) 9時17分

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09年12月30日、中国網商聯盟の創始者・王先標氏は自身のブログで、金融危機が過ぎ去った後、オンラインショップ業界は新たな発展の時代を迎えるとの観点を発表した。写真はオンラインショップ。

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2009年12月30日、中国網商聯盟の創始者・王先標(ワン・シエンビャオ)氏は自身のブログで、金融危機が過ぎ去った後、オンラインショップ業界は新たな発展の時代を迎えるとの観点を発表した。以下はその要約。

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金融危機後の最終消費者の消費理念、特に欧米の消費者の考えにどんな変化が起こるだろうか?1つの観点は、金融危機後も変化は起きず、以前と同じように借金をして消費を続けるというもの。別の観点は、消費理念がこれまでと大きく変化し、借金をして消費する時代には戻らないというもの。私は後者だと思っている。

私はこうした認識の下、金融危機が過ぎ去った後にオンラインショップの新たな成長の時代が訪れると考えている。その理由は次の通り。

1.データによると、欧米のクリスマス商戦は好調に推移した。特にコストパフォーマンスの高い商品がよく売れたという。金融危機後、消費者の観点が変化することによって、より多くの消費者がショッピングの際にコストパフォーマンスを重視するようになる。ネットショッピングはコストパフォーマンスの高い製品を選択する最良の方法である。一方で、中国製品はこれまでもコストパフォーマンスの高い商品の1つであり続けている。

2.金融危機によって中国の輸出企業の多くが大きな打撃を受けた。こうした企業は新たな生存の道を探さざるを得ず、一部の企業は内需に活路を求め、一部の企業は多角化戦略を展開した。その中でもオンラインショップの開設は多くの企業にとって必要不可欠な選択肢になっている。1年前に比べ、企業のオンラインショップに対する認識は大きく変化している。

3.米eBayの中国での展開、中国のアリババの海外小売分野への進出、その他大手の事業拡張など、オンラインショップの裾野の広がりは、消費者に対してだけでなく、中国のサプライヤー側にも大きな選択の機会を提供している。

需要と供給市場の絶対的な増加が、市場全体のシェアの拡大を決定する。従って私は、金融危機が過ぎ去った後、オンラインショップの新たな成長の時代が訪れると信じている。(翻訳・編集/HA)

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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