近視大国?!人口の3割、4億人、大学生の8割が「視力に問題あり」―中国

Record China    2010年1月5日(火) 22時50分

拡大

2日、中国では4億人が近視と言われている。85年以来、4回にわたって行われた全国青少年健康調査では、実に大学生の8割が「視力に問題あり」と診断されている。全世代では人口の33%、4億人が近視との調査結果も。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年1月2日、中国では4億人が近視と言われている。85年以来、4回にわたって行われた全国青少年健康調査では、実に大学生の8割が「視力に問題あり」と診断されている。北京晩報の報道。

その他の写真

04年に行われた前回調査では、小学生の32.5%、中学生の59.4%、高校生の77.3%、そして大学生の80.0%が「視力に問題あり」と診断されている。全世代では人口の33%、4億人が近視との調査結果もあり、世界平均の1.5倍となっている。中国は人数・割合ともに世界首位の近視大国だ。

近視は徐々に進行する性質があるため、青少年自身もその保護者も、予防意識が低いことが近視蔓延の主因である。しかし、多くの医学的研究によると、近視が進行すればするほど網膜はく離などの合併症のリスクが高まり、決して軽視できる問題ではないという。また、近視であることを理由に、業種によっては将来的に希望の職業に就くことができない可能性も、学生にとってはマイナス要素となる。現在、中国では小中学生を対象に、国家規模での予防政策がとられはじめている。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携