Record China 2010年1月4日(月) 7時12分
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30日、香港・西半山に位置する高級マンションの常軌を逸した「飛び階」問題で、行政が解決に乗り出した。資料写真。
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2009年12月30日、香港紙・文匯報によると、香港・西半山に位置する高級マンションの常軌を逸した「飛び階」問題で、行政が解決に乗り出した。中国新聞網が伝えた。
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同記事によると、西半山に位置する高級マンション「天匯」の最上階は88階との表示になっているが、実際には46階までしかない。同マンションは地下1階〜地上7階までがクラブやサロン、駐車場、庭園などとなっており、8階から住宅となっている。しかし13、14、24、34など伝統的に「縁起の悪い」数字が避けられていることに加え、40〜59階が設定されておらず、60階より上は61階、63階、66階、68階、そして88階しか存在しない。
香港特区政府によると、同マンションの開発業者が提出した建築設計図中の階数表示で、40、41、42、43、45、46階などを正式名、その別称として60、61、63、66、68、88階などと設定している。正式名と別称というあいまいな概念による操作がなされており、同政府には階数表示の変更を要求する法的根拠がないという。
現行の「建築物条例」では開発業者の飛び階を規制することはできないが、このほど改正された「行政処理に関する備考」によれば、法的拘束力はないものの、開発業者の申請時、飛び階が混乱をもたらすと判断される場合は、承認しないことも可能になったという。(翻訳・編集/津野尾)
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