韓国の海外同胞数が700万人を割る、中国では40万人減―韓国メディア

Record China    2010年1月1日(金) 12時19分

拡大

30日、韓国聯合ニュースによると、金融危機の影響などで、海外に居住する韓国人数が減少し700万人を割った。減少は統計が始まって以来初めて。写真は中国に住む韓国人。

(1 / 3 枚)

2009年12月30日、韓国聯合ニュースによると、海外に居住する韓国人数が減少し700万人を割った。減少は統計が始まって以来初めてで、在中国韓国人の40万人減が大きく影響した。環球時報が伝えた。

その他の写真

韓国統計庁が30日に発表した2009年韓国海外同胞に関する統計によると、海外に居住する韓国同胞の総数は682万2606人で、07年の704万4716人から3.1%の減少となった。これは外国籍(市民権)取得者、永住権取得者、短期滞在者などを含む統計。

同記事によると、韓国統計庁による海外に居住する韓国人数の統計が始められたのは94年。統計は次の通り。

94年   494万3590人

95年   522万8573人

97年   554万1166人

99年   564万4558人

01年   565万3809人

03年   607万6783人

05年   663万8338人

07年   704万4716人

同記事は、金融危機の影響で景気が悪化したことにより特に中国と旧ソ連・独立国家共同体(CIS)の韓国人が激減したこと、各国の韓国企業駐在員が削減されたことが大きな要因だとしている。中国では42万5389人減、ウズベキスタン、タイなどでも1000人単位で減少している。

逆に、米国では8万5372人の増加、フィリピン、オーストラリア、日本、ロシアでもそれぞれ約1〜3万人増加している。韓国人が最も多く住む国は中国で、233万6771人(中国朝鮮族を含む)で34.3%を占め、米国(210万2283人)、日本(91万2655人)、カナダ(22万3322人)と続いている。(翻訳・編集/津野尾)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携