中国人はアヘン戦争の屈辱を忘れない=英国人死刑問題の背景とは―英紙

Record China    2009年12月31日(木) 12時25分

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29日、麻薬密輸で有罪判決を受けた英国人アクマル・シャイフ死刑囚の死刑が執行された。英国の政治家、マスメディアは一斉に中国批判を繰り広げているが、一部では中国の主張に理解を示す声も上がっている。写真は国慶節に向けた国旗掲揚の演習。

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2009年12月29日、麻薬密輸で有罪判決を受けた英国人アクマル・シャイフ死刑囚の死刑が執行された。英国の政治家、マスメディアは一斉に中国批判を繰り広げているが、一部では中国の主張に理解を示す声も上がっている。30日、環球網が伝えた。

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香港紙・明報は30日付英紙ガーディアンに掲載されたマイケル・ホワイト記者の署名記事を紹介した。ホワイト記者はブラウン首相、野党・保守党のキャメロン党首も英中関係の歴史についてあまりにも無知だと嘆いている。アヘン戦争から始まる屈辱の歴史について英国人は忘れても中国人は決して忘れることはなく、麻薬密輸問題でどのように説得しても中国が態度を変えることはないと指摘した。

また年間1700人以上もの死刑が執行されている中国を批判する声も上がっているが、主権に関する問題だと指摘している。米南部でも死刑は実施されているが、それを問題にする声は小さい。また精神疾患が認められなかったことを問題視する声もあるが、中国の司法制度に則った鑑定であり、国ごとに異なる理解があることを認めるべきだと主張している。(翻訳・編集/KT)

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