「イヌの殺し屋」のイメージ払拭策?公安が記者会見―吉林省長春市

Record China    2006年11月16日(木) 5時40分

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「押収したイヌは殺していない」長春市の公安部は、最近の厳しいイヌ取り締まりに対して公安が残酷だというイメージを与えないために、記者会見を開いて説明を行った。

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2006年11月15日、吉林(きつりん)省長春(ちょうしゅん)市公安局の社会治安分遣隊にあるイヌの検査所で、10匹の子イヌが検査を待っている。

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この前日14日、公安部は記者会見を開き、大規模なイヌの取り締まりを行うことについて、記者の質問に答えた。

「イヌを飼うのも飼わないのも市民の権利であり、イヌを飼うにはそれなりの配慮が必要だ。市民は法律に基づき、科学的かつ文明的にイヌを扱わなくてはいけない。現在公安局は、野良イヌと無許可で飼育されていたイヌを押収、管理している。表を歩いている野良イヌをすべて殺しているなどということは、根拠のない話だ。」

「イヌは人類の最良の友であり、中国政府は動物を保護するという立場から、イヌを殺すことには賛成できないと宣言している。もちろん狂犬病にかかったイヌは別であるが。」公安部は記者会見を、このように締めくくった。

最近中国各地で、イヌの取り締まりが厳しく行われている件を各メディアが採り上げたため、公安部は動物に対して残酷だというイメージが強まっている。それを払拭するため、今回このような記者会見が行われたとみられている。

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