<レコチャ広場><紅白>大塚愛ら日本側は活発に交流〜今年こそ中華圏から?ビビアン、レイニーそれとも…

Record China    2010年1月5日(火) 10時52分

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2010年1月、昨年末、大みそか恒例の「第60回NHK紅白歌合戦」のリハーサルを初取材。小振りな舞台で手際よく運営している舞台監督たちの活躍ぶりが見事だった。写真は紅白リハーサルでの大塚愛。

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2010年1月、昨年末、東京・渋谷のNHKホールで開かれた大みそか恒例の「第60回NHK紅白歌合戦」のリハーサルを初めて取材した。思ったより小振りな舞台を縦横に活用して大きなセット、大勢のコーラス歌手やダンサーたちまでを手際よく出し入れして運営している舞台監督たちの活躍ぶりが見事だった。

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第60回はかつての欧陽菲菲や故テレサ・テンのような中華系歌手こそいなかったが、出場歌手のうち大塚愛(出場6回目)が2年連続で、倖田來未(同5回目)は自身初の単独海外公演として、いずれも台湾で公演していたほか、再結成して出場したアリス(同3回目)はかつて中華圏で絶大な人気を誇り、リーダー谷村新司は中国公演をプロデュースまでしている。そうした縁の深い歌手、グループらが元気一杯に日本最高の歌の祭典に参加していた。

これに対し、日本経済の低迷を受けて、近年日本進出を狙う中国大陸系エンターティナーの勢いは鈍いが、台湾からは今年、故郷で力を蓄えたビビアン・スーと、日本大好きアイドルレイニー・ヤンが日本の音楽シーンに進出してくる。中国大陸系でも上海万博開催年に当たる今年、かつてサントリー・ウーロン茶のCMソングで一世を風靡したamin(アミン)が同博の応援歌で勝負するほか、NHK教育などで活躍するグラドル、ローラ・チャンも地道に実績を重ねながらチャンスを狙う。レコードチャイナで紹介したJadeYinのようにインターネットでの売り込みに勝負をかける中国系歌手もいる。

「菲菲、テレサさらにはジュディ・オングのように日本の歌謡界で大ヒットを飛ばした中華系アーティストの後継者が長く出てこないのが不思議だ」という声も業界内にはあり、大ブレークのマグマが溜まっている可能性はある。本年末、次の紅白では、偉大な先輩たちの空白を埋める中華圏アーティストに会えるだろうか。(編集・kinta)

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