2009年12月21日、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「10年の現実」と題した記事で、中国の経済発展は過去10年で最も成功した物語だと論じた。27日付で新華網がその概略を伝えた。

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この10年、米国人は買い物に狂っていた。だが、昨秋、サブプライムローン問題が米国経済を震撼させ、ベアー・スターンズやリーマン・ブラザーズ、メリルリンチ、ワコビアなど老舗の大手企業が破産やライバル企業に買収される羽目に陥る。これが世界的金融危機の引き金となり、世界に自由市場への自信を喪失させた。

一方、中国の発展はこの10年で最も成功した物語だ。その驚異的な経済成長は数億人を豊かにした。この10年で貧困に苦しむ人が激減し、中産階級が急増したことは、人類の21世紀初めの10年にとって、最も偉大な功績と言えるだろう。（翻訳・編集/NN）