Record China 2009年12月28日(月) 16時38分
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2009年12月24日、大手ネット掲示板・騰訊論壇に記事「なぜ中国でクリスマスはこれほど流行しているのか?」が発表され、注目を集めている。写真は今年のクリスマス、南京紅山動物園。
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2009年12月24日、大手ネット掲示板・騰訊論壇に記事「なぜ中国でクリスマスはこれほど流行しているのか?」が発表され、注目を集めている。以下はその抄訳。
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また新たなクリスマスがやってきた。世界中にクリスマスツリー、サンタクロース、サンタ帽があふれている。そのにぎわいに窒息しそうな感覚すら覚える。中国には旧正月、清明節、端午節、中秋節など伝統的な祭日もあるのに、なぜクリスマスがこれほど流行るのだろうか?
第一に商業的な利益からクリスマスが大々的に扱われていることがある。中国では祭日は販売促進の機会である。クリスマスがこれほど流行した背景には、商業資本による大々的な宣伝が大きな役割を果たしている。一方で、クリスマスという祭日の性質そのものにも流行の理由がある。中国の伝統的な祭日といえば家族とだんらんする機会だが、クリスマスは日常から開放されたカーニバルを楽しむ時間であり、若者たちの人気を集めている。
わたしが言いたいのは決して西洋由来の祭日を否定したいということではない。中国は世界を受け入れ、世界は中国を受け入れるべきだからだ。ただし警戒を解いてはならず、受け入れるべきものとそうではないものとを分別しなければならない。また中国の伝統文化の継承と発展も怠ることは許されず、咀嚼して受け入れることで中国の伝統と西洋由来の祭日との融合をはかるべきだ。そうなって初めてクリスマスの流行を恐れずに済むのである。(翻訳・編集/KT)
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