市民の約半数が物価高に苦しむ、中央銀行が生活調査―中国

Record China    2009年12月18日(金) 10時11分

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16日、中国の都市住民の収入は好転を続けているものの、物価に対する満足度は下がり続けていることがわかった。写真は買い物帰りの南京市民。

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2009年12月16日、中国人民銀行(中央銀行)の行った第4四半期(10−12月)の全国都市部預金者アンケート調査の結果が公表された。都市住民の収入は好転を続けているものの、物価に対する満足度は下降を続けている。中国新聞社が伝えた。

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09年11月後半に全国50都市の預金者を対象にアンケート方式で行われた。その結果、都市住民の収入に対する印象が良好な割合は51.7%で、最も低かった第2四半期と比べ5.8ポイント上昇。次四半期の収入に対する希望が感じられる人の割合は57.8%で前期比3.1ポイント増となった。

しかしその一方で、物価に対する満足度は下降を続けており、満足度は28.2%。前期比1.3ポイント減で、3季連続でマイナスとなった。特に46.8%が「物価が高すぎて受け入れ難い」と答え、前期比1.6ポイント増加した。物価について「受け入れられる」と答えた人は50.0%で、前期比1.2ポイント減だった。

また、都市住民の就労状況が継続的に改善されていることや、不動産価格の高騰を「受け入れ難い」と答えた人が7割近いこと、投資を行いたいと考えている人が増えていることなどがわかった。(翻訳・編集/岡田)

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