2009年12月15日、中国の都市部人口は25年までに3億5000万人増え、うち農村部などからの流動人口は2億4000万人に達すると予測した研究報告が発表された。中国新聞網が伝えた。

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北京で開かれた第1回「中国都市経済発展と国際協力フォーラム」で魏建国（ウェイ・ジエングオ）元商務部副部長が発表した。報告によると、中国の都市化率は78年の19．8％から08年は44．9％に上昇、都市の数は193から661へと増加した。

魏氏は、国内総生産（GDP）の約70％、工業付加価値額の約60％、第3次産業の約80％を都市部が占めており、都市経済は中国経済の要だとした上で、中国はまだ都市化の中期段階に過ぎないと指摘。だが、今後その速度はますます加速するとの見方を示した。

このほか、米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは、30年までに中国の都市部GDPは全国の95％以上となり、都市部人口は10億人に達すると予測。また、100万人以上の都市は221に増え、うち500万人以上の都市も23に上ると見られている。（翻訳・編集/NN）