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2009年12月15日、中国新聞網は河南省安陽市滑県留固鎮程新庄から、大量の動物の化石が発見されたことを報じた。一部には人によってつけられたと見られる傷跡が残っており、狩猟の歴史を読み解く重要な資料として注目されている。写真は滑県の黄河引水工事。
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2009年12月15日、中国新聞網は河南省安陽市滑県留固鎮程新庄から、大量の動物の化石が発見されたことを報じた。一部の化石には人によってつけられたと見られる傷跡が残っており、人類の狩猟の歴史を読み解く重要な資料として注目されている。
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現場となった採砂場は1980年代から運営が始まっていたが、最近、大量の化石が発見され、注目を集めている。見つかったのはオーロックス、ケサイ、モウコノウマ、アカシカ、ビーバー、そして軟体動物など20種近い。いずれも更新世後期に生息していた種だという。
専門家によると、山西省丁村遺跡、「許昌人」で知られる河南省許昌市霊井遺跡とほぼ同時代のもので、約10万年前の化石と見られる。人類の狩猟、生存空間の拡大に関する重要な発見となったばかりか、採砂場が昔の黄河河道であったことから古代人類の大規模な出現と黄河の形成時期がほぼ一致していたことを示す重要な証拠になるという。(翻訳・編集/KT)
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