中国本土からの訪問客、2010年に延べ100万人突破へ―台湾

Record China    2009年12月5日(土) 10時29分

拡大

3日、2010年の中国本土から台湾への訪問客は延べ100万人を突破し、観光ツアーによる売上高は272億台湾ドル(約742億8300万円)を超える見込みだという。写真は09年9月、福州市から台湾へのツアー客。

(1 / 4 枚)

2009年12月3日、台湾の政府系研究組織・台湾商業発展研究院によると、2010年の中国本土から台湾への訪問客は延べ100万人を突破し、観光ツアーによる売上高は272億台湾ドル(約742億8300万円)を超える見込みだという。台湾の中国本土ニュース専門紙・旺報の報道を中国新聞社が伝えた。

その他の写真

同研究院では、今年の中国本土から台湾への訪問客は延べ約96万人に達し、そのうちの53%に当たる約48万人が観光目的であると推測している。このデータを基に、同研究院は2010年の中国本土から台湾への訪問客が延べ100万人を突破すると予測。そのうちの55%が観光目的であると仮定し、観光ツアーの割合を一般ツアーが09年比10%増の全体の60%、豪華ツアーが同10%増の30%、企業による団体旅行が同5%増の10%になるとし、合計の売上高を272億台湾ドルと推測している。

同研究院は「現状では中国本土から台湾への観光ツアーは低価格帯が多い。台湾側の観光業者が価格競争を避けて市場開発を行い、価値あるツアーに仕上げれば豪華ツアーも増加し、まだまだ売上高を伸ばせる余地は大きい」と分析している。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携