2009年12月2日、環球時報は、第2ドイツテレビのウェブサイトから話題となっていた「中国人ビジネスマンをからかう動画」が削除されたことを報じた。編集によって捏造された問題の動画は、中国人ネットユーザーの批判を集めていた。

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動画が撮影されたのは、世界最大の書籍見本市・フランクフルトブックフェアでのこと。リポーターは中国企業担当者がドイツ語を話せないのをいいことに、話している内容とは無関係なテロップを入れるという悪質な手法で番組を作り上げた。

これを知った中国ネットユーザーは激怒、「また西側メディアの中国捏造報道が始まった」と批判していた。11月、第2ドイツテレビのウェブサイトから問題の動画が削除された。ただしその理由は中国人ネットユーザーの声が届いたからではない。ある中国人とその夫であるドイツ人弁護士がたまたま撮影に居合わせたが、その悪質な手法に怒り、弁護士はテレビ局に動画削除と謝罪を求める手紙を送ったという。11月4日、第2ドイツテレビは弁護士を通じて謝罪の手紙を返信した。（翻訳・編集/KT）