長江で増える化学汚染物質たれ流し―湖北省宜昌市

Record China    2006年11月12日(日) 0時6分

拡大

長江の川辺で堂々と化学汚染物質がたれ流されている。泡を生じて川に流れ込み、水を黒く染めている。

(1 / 3 枚)

2006年11月11日、湖北(こほく)省宜昌(ぎしょう)市にある宜万(イーワン)鉄道長江大橋の上流50mの場所に、排水溝から墨のような汚水が長江に排出され、水面には白い泡がたっている場所がある。水の色は黒にも緑にも見える。聞いた話によると、この排水溝はもう数年にわたって長江に、化学汚水物質を排出し続けているそうだ。

その他の写真

長江水利委員会が発表した最新の「健康な長江を守り、人間と水の調和を促進するレポート」によると、最近の長江流域の水質は、全体的には良好だが局部の汚染が激しいという。1970年と80年代の末における長江流域の汚水の排出量は、それぞれ年95億tと150億t。1998年は200億t、2005年は300億tにまで増えた。長江流域では、現在500余りの主要な都市が水道水としてこの川の水を利用しているため、現在ある程度影響を受けているという。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携