オバマ大統領とダライ・ラマの会談、大統領の訪中終了したのに、またも延期に―香港紙

Record China    2009年11月28日(土) 15時3分

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26日、香港紙は「オバマとダライの会談は先延ばしにされた」と題した記事を掲載した。写真はオバマ大統領訪中のニュースを見る江蘇省・揚州大学の大学生たち。

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2009年11月26日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「オバマとダライの会談は先延ばしにされた」と題した記事を掲載した。27日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、オバマ米大統領とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の初会談は当初、ダライ・ラマが訪米した10月に実現すると見られていたが、訪中を控えていた大統領がこれを見送った。会談はその後、大統領の11月の訪中後に行われることが決まったが、来年初めに再び延期となった。

チベット亡命政府は再度の延期について、「ダライ・ラマが多忙のため、年内の再訪米は無理だと判断した」と説明。オバマ大統領が会見を見送った件については、「米国では訪中を控えた大統領の『中国へのご機嫌取り』との批判が相次いだ。中国政府はダライ・ラマに分裂分子のレッテルを貼っており、ダライ・ラマとの接触は分裂活動の支持と見なされる」と述べた。

ダライ・ラマがワシントンで大統領と会談しなかったのは、91年の初訪米以降初めてのこと。オバマ大統領はこれにより米国内で激しい非難を浴び、訪中時にもチベット問題で北京側に十分な圧力をかけられなかったとして弱腰姿勢が指摘された。一方、ダライ・ラマは「大統領はこれまでとは違う方法をとっただけ」とこれを擁護しているという。(翻訳・編集/NN)

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