Record China 2009年11月28日(土) 10時42分
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26日、中国のメディアを統括する当局が、台湾と香港の司会者を起用しないよう、中国本土の各テレビ局に「口頭指示」を出したと伝えられた。写真は中国本土の人気テレビ番組「舞林大会」の司会を務めるジャッキー・ウー。
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2009年11月26日、中国のメディアを統括する国家ラジオ映画テレビ総局(広電総局)が、台湾・香港の司会者を起用しないよう、中国本土の各テレビ局に「口頭指示」を出したと伝えられた。人民網が伝えた。
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中国本土では近年、台湾・香港の司会者を起用したバラエティ番組が大盛況。本土の司会者と比べるとギャラは高額だが、独特のユーモアとテンポの良さが視聴者に大ウケで、軒並み高い視聴率をあげている。特に人気が高いのはジャッキー・ウー(呉宗憲)、バービー・スー(徐熙媛)、ツァイ・カンヨン(蔡康永)など。各局が総力をあげて放送する年末年始番組への登板もほぼ確定と見られていた。
広電総局の「指示」によれば、起用禁止の理由は「高額のギャラ」。司会者のギャラが高ければ、番組制作費も当然高騰する。前述の人気司会者たちはすべて、「特に起用に注意すべき」司会者リストに載せられたという。
ジャッキーが、中国中央テレビ(CCTV)を退職した元アナウンサー、チャオ・ジョンシャン(趙忠祥)との異色司会コンビで高視聴率をあげているテレビ番組「舞林大会」を放送する東方衛視は、今回の「口頭指示」により、ジャッキーの出演を急遽見合わせる羽目に。“相棒”のチャオもダンス監督に降格された。
ジャッキー側は今回の騒動について、「正式な通知は何も受けていない。撮影に来なくて良いと言われたから行っていないだけ」とコメントしている。(翻訳・編集/NN)
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