中国系アメリカ人がスパイ容疑で拘束2年、米側が釈放求め圧力―中国紙

Record China    2009年11月24日(火) 5時29分

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23日、中国当局にスパイ容疑で07年から拘束されている中国系米国人の地質学者、薛峰氏について、オバマ米大統領が訪中時、中国当局に話し合いを求めていたことが分かった。写真は在中国米国大使館。

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2009年11月23日、中国当局にスパイ容疑で07年から拘束されている中国系米国人の地質学者、薛峰(シュエ・フォン)氏について、オバマ米大統領が訪中時、中国当局に話し合いを求めていたことが分かった。環球時報が伝えた。

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薛氏は中国の国家機密を盗んだ疑いで07年末、北京で中国当局に身柄を拘束された。20日付ロイター通信によれば、同氏は中国の石油企業からデータベースを盗み出し、米国のコンサルティング会社に渡していた疑いをかけられている。オバマ大統領の訪中に同行したホワイトハウス関係者によれば、大統領は北京で中国側にこの件に関する話し合いを求めたが、北京国家安全局と検察院はこれに応じなかった。

在中国米国大使館はこれまでに同氏と20数回面会し、中国側に同氏の釈放を求めている。中国当局はこの件に関する正式な回答を出していないが、同紙によれば、関係者が、同氏のスパイ行為を証明する確かな証拠をつかんでいると話している。このほか、これに関連し、米国でも多数の中国人がスパイ容疑で拘束されていると伝えられた。(翻訳・編集/NN)

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