<四川大地震>倒壊した学校を26億円で再建へ、「豪華すぎる」と批判―中国

Record China    2009年11月20日(金) 19時12分

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19日、08年5月の四川大地震で倒壊し、多数の死傷者を出した北川中学の再建が進められているが、これに「豪華すぎるのではないか」と批判の声が出ている。写真は09年5月、震災から1年後の北川中学。

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2009年11月19日、中国青年報によると、08年5月の四川大地震で倒壊し、多数の死傷者を出した北川中学の再建が進められているが、これに批判の声が出ている。

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新たに建設中の校舎は倒壊前の校舎とはまったく異なり、震度8クラスの地震にも耐える設計だが、建設面積7.2万平方メートル、敷地面積約15万平方メートルと広大。総工費は2億元(約26億円)近くにも上り、メディアなどから「豪華すぎる」「浪費ではないか」と批判の声が上がっている。その建設費用は海外に住む華僑など多くの募金者から集められたものだ。

最新の設備を備え、同じく震度8クラスの地震にも耐える「最も豪華な希望小学校」(編集部注:希望小学校とは寄付などで建てられた農村や貧困地区向けの小学校)として話題になった、重慶市活竜村の「中国海外三峡希望小学校」ですら、総工費は350万元(約4550万円)。規模から計算しても、北川中学の校舎の総工費は2000万元(約2億6000万円)程度が妥当だと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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