中国で職探しする外国人が増加、ただし就職情勢は厳しい―中国紙

Record China    2009年11月19日(木) 8時59分

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16日、海外から職を求めて中国に来る外国人がここ5年で増えているが、中国人の英語能力向上などにより、就職情勢は厳しくなっているという。写真は北京のロシア人街に張り出された求職の張り紙。

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2009年11月16日、中国英字紙チャイナ・デーリーによると、中国国家外国専家局の楊家盟(ヤン・ジアモン)氏はこのほど、海外から職を求めて中国に来る外国人がここ5年で増えているが、就職情勢は厳しくなっていると話した。

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外国人が最も必要とされているのは教育、金融、情報技術などの領域で、かつては外国人の就職は比較的容易だった。だが、現在は募集そのものが少なく、状況は一変しているという。その一因は中国人の英語能力向上にあると中国通用有限公司のコリン・フリードマン社長は指摘する。

金融危機による景気後退などにより、中国へ職を探しに来る外国人は増加の一途をたどっている。外国専家局が11月初旬に北京で行った外国人対象の就職説明会には700人が応募、4月の説明会の際には1200人以上の応募があったという。同就職説明会は2005年からスタートし年4回行われているが、当初の参加者は200人にも満たなかった。

中国国家統計局の統計では、2008年末までに21万7000人の外国人が中国国内における就業許可を取得しており、前年よりも7000人増加している。現在の経済情勢から見ても、中国における外国人の就職情勢はなお厳しさを増すと見られている。(翻訳・編集/岡田)

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