<続報>ゴミ焼却発電所への不安で住民デモ、当局が急きょ釈明―広東省杭州市

Record China    2009年11月17日(火) 11時17分

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15日、広東省広州市番禺区で持ち上がっているゴミ焼却発電所建設計画問題で、住民による反対デモが行われた。デモ行進が警察と衝突する場面もあったという。

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2009年11月15日、広東省広州市番禺区で持ち上がっているゴミ焼却発電所建設計画問題で、住民による反対デモが行われた。デモ行進が警察と衝突する場面もあったという。羊城晩報の16日付の報道。

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同区にゴミ焼却発電所を建設する計画の存在がわかったのは03年。しかし、当時は耕作地帯だった建設予定地は人口の密集する住宅地と変わり、省情調査研究センターが行った調査によると、半径8kmに住む周辺住民の97%が建設反対としていた。

デモは15日午前10時ごろから、車両通行を一部封鎖する形で行われた。参加者は約200人。参加者の1人によると、最近、「火力発電所と汚水処理場を建設予定」として自宅付近に0.5平方キロメートルほどの建設現場が出現したという。「もしもこの建設現場がゴミ焼却発電所のものだったら…」と疑いを強めた住民らは、地元政府や環境保護局の説明を求めた。しかし、説明内容に納得がいかないうえ、説明会をキャンセルされるなどの事態が相次いだため、デモに発展した。

同日正午ごろ、地元警察などが出動してデモは取り押さえられ、7人が拘束された。また、夕方になって環境保護局などの関係当局が地元住民に対し釈明を行った。当局によると、ゴミ焼却発電所の建設は現在も許可申請をしている段階で、問題の建設予定地とは関係がないという。なお、同地に建設される火力発電所と汚水処理場に関しては、汚染物質排出の削減に貢献するものであり、環境汚染を深刻化させる性質のものではないとの説明だった。(翻訳・編集/愛玉)

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