Record China 2009年11月14日(土) 13時17分
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2009年11月13日、中文導報の張石副編集長はブログでオバマ米大統領のアジア訪問に関する記事を発表した。日米関係に秋風が吹く一方で、両国はともに中国への接近を図っているという。写真は上海市のマダム・タッソーろう人形館のオバマ像。
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2009年11月13日、日本華字紙・中文導報の張石(ジャン・シー)副編集長はブログでオバマ米大統領のアジア訪問に関する記事を発表した。日米関係に秋風が吹く一方で、両国はともに中国への接近を図っているという。以下はその抄訳。
【その他の写真】
今回のアジア訪問でオバマ大統領は中国に3日間滞在するのに比べ、日本の滞在期間はおよそ1日と短い。この日程は日本との距離を示すものだとして日本メディア、世論は不満の声を上げている。そもそも民主党政権誕生以来、米国とは沖縄の基地問題など対立点が目立つ一方、鳩山首相は東アジア共同体の実現などアジア重視、中国重視の姿勢を見せている。
米国にとっても対中関係の持つ意味はきわめて大きなもの。失業率が10%に達した中、米政府は雇用確保のために輸出拡大を企図しているが、最大の対象国は中国。そのためオバマ大統領は中国に内需拡大を要請している。また朝鮮半島の核問題、核廃絶問題、イランの核問題、気候変動問題などもはや中国抜きでは進められない課題ばかり。これらオバマ政権の重要課題において日本が与える影響力は微々たるものに過ぎない。(翻訳・編集/KT)
●張石(ジャン・シー)
日本華字紙「中文導報」副編集長、記者。在日中国人や日中関係などについての記事を多く発表している。著書に小説「東京傷逝」「三姐弟」など。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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