「水星の日面通過」を中国でも観測―広東省広州市

Record China    2006年11月10日(金) 14時12分

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この日、太陽の上を通過していく水星の非常に小さな姿が観察できた。右側上部、水色の丸で囲まれた部分にかろうじて水星が見える。

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2006年11月9日の朝7時、広東(かんとん)省広州(こうしゅう)市の東郊で、レコードチャイナのカメラマンは「水星の日面通過」と呼ばれる天文現象の撮影に成功した。

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これは地球と太陽の間を水星が横切る姿が、太陽上に現れたもの。太陽、水星、そして地球が、一直線上に並ぶ時に起きる現象である。水星は太陽に比べて見かけの大きさが約150分の1と小さいため、太陽の表面には小さな点があるようにしか見えない。しかしこれも立派な日食なのだ。写真では見えにくいかもしれないが、点のような水星が横切り、太陽の右上に抜けていった。

次に水星の太陽面通過が見られるのは、26年後の2032年だという。2012年には、水星より大きな金星の日面通過が見られるそうだ。

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