先端技術の不正流出で双竜自動車従業員7人を起訴=HV制御装置情報を買収元中国企業へ―韓国

Record China    2009年11月13日(金) 19時30分

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2009年11月11日、韓国検察は、双竜自動車が開発したエンジン関連の技術が同社を買収した中国の上海自動車集団公司に不正に流出したとして、双竜自動車総合技術研究所所長ら7人が起訴された。写真は2007年、上海モーターショーの上海自動車ブース。

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2009年11月11日、韓国のソウル中央地検先端犯罪捜査1部は、双竜自動車が開発したエンジン関連の技術が同社を買収した中国の上海自動車集団公司に不正に流出したとして、双竜自動車総合技術研究所所長ら7人を起訴した。12日、環球時報が伝えた。

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発表によると、双竜自動車は04年に独FEVと共同でディーゼルハイブリッドエンジン自動車の中央制御装置開発に着手した。開発には国家から56億ウォン(約4億3600万円)の支援も受けている。同技術は07年、産業技術保護委員会により国家核心技術の指定を受けた。

06年7月、上海自動車の開発チームは双竜自動車総合技術研究所の中国人スタッフに開発に協力するよう依頼するメールを送った。その後、FEVを通じて制御装置関連の文書が上海自動車に手渡されたと検察は説明している。

双竜自動車は提供した技術は一般的に公開されているレベルで、重要な技術情報は提供していないと反論している。また、環球時報は「米国や欧州が双竜自動車を買収していたならば、技術流出問題などは取りざたされなかっただろう。いわゆる『中国悪玉論』がもたらした問題だ」との関係者のコメントを掲載し、韓国側報道に反発している。(翻訳・編集/KT)

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