2009年11月11日、中国税関総署が同日に発表した最新の貿易統計によると、今年10月の同国の輸出額は前年同月比13．8％減の1107．6億米ドル、輸入額は同6．4％減の867．8億米ドルだった。輸出額は4カ月連続して1000億米ドルを超えた。

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08年後半からの世界的な景気悪化を受け、同年末から中国の輸出額はマイナス成長が続いている。ただ、経済の回復とともに減少幅は縮小。9月の減少率は15．2％、8月は23．4％だった。

中国では原材料や部品を輸入し、組み立てて輸出する加工貿易が主流であることから、輸入が輸出の先行指数とされる。10月の輸入額も輸出と同様マイナス成長が続いているものの、季節調整を加えれば7．3％増で、今後の輸出の回復にも明るい兆しとなった。（翻訳・編集/東亜通信）