ゴミ焼却発電所、住民の97%が「建設に反対」―広東省広州市

Record China    2009年11月9日(月) 17時47分

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8日、広東省広州市番禺区におけるゴミ焼却発電所の建設計画問題で、地元住民から激しい反対が起きている。写真は浙江省に10月に完成した海寧ゴミ焼却発電所。

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2009年11月8日、広東省広州市番禺区におけるゴミ焼却発電所の建設計画問題で、地元住民から激しい反対が起きている。中国新聞網が伝えた。

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同区にゴミ焼却発電所の建設計画が持ち上がったのは03年。その後、区は3年をかけて、同区大石町会江村に建設する計画を進めてきた。だが、当時は田園地帯だった一帯が現在は住宅地へと変わり、建設予定地は人口密集地となってしまった。

広東省省情調査研究センターが建設予定地から8km以内の住民に実施したアンケートによると、97.1%が「反対」と答えた。92.5%が区の情報公開のあり方に「大変不満」と回答、建設計画が環境アセスメント(環境影響評価)を通過した場合は、88.4%が「結果を信用しない」と答えた。計画が実行された場合は、21.4%が「直ちに引っ越す」と答えた。

広州市の生活ゴミは99年からの10年間で約2倍に増え、現在は毎日約1.2tもの生活ゴミを排出している。埋め立て地はあと2年で飽和状態になるといい、新たなゴミ処理施設の建設が急がれている。(翻訳・編集/NN)

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