2009年11月2日、雑誌・中国新聞週刊は上海市の「パジャマ外出禁止令」に関する記事を掲載した。

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来年、上海市では万博が開催される。北京五輪と同様、上海でも市民のマナー向上活動が実施されている。その中でも注目を集めているのが「パジャマ外出禁止令」。見苦しい習慣を変えようという狙いがあるが、反発する市民も少なくない。

上海熱線網によるネットアンケートでは、「上海人はパジャマでの外出を好みますが、どう思いますか？」との設問に、「マナー違反だ」との回答が42％。一方、「マナー違反ではない。便利だ」との回答が34％、「上海人のパジャマでの外出は普通の行為。気に入らなければ見なければいい」との回答が24％。パジャマでの外出に肯定的な回答が過半数を占めた。アンケートを見る限り、上海市政府が目指す「マナーある万博」という理念はまだスムーズには市民には受け入れられていないようだ。（翻訳・編集/KT）