各国で高速鉄道建設ラッシュ=西、中、印各国の総延長、近く日本を抜く―米紙

Record China    2009年10月27日(火) 15時12分

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25日、世界各国で高速鉄道の建設ラッシュが起きていると伝えられた。欧州各国は次々に巨額を投じており、中国やインド、日本などと高速鉄道網世界一の規模を争うことになる見通しだという。写真は中国の高速鉄道「和諧号」。

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2009年10月25日、環球時報によると、米紙ウォールストリート・ジャーナルは21日、世界各国で高速鉄道の建設ラッシュが起きていると報じた。速度の向上や飛行機よりも安価なことから、欧州各国では高速鉄道に注目が集まっており、次々に巨額を投じている。中国やインド、日本などと高速鉄道網世界一の規模を争うことになる見通しだという。

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ロシアは10億ドルを投じ、10年にわたり新型列車を開発。時速250kmを達成し、今年12月に運行が開始される。これにより、サンクトペテルブルグからモスクワまでの所要時間は大幅に短縮され、わずか4時間足らずで結ばれることになる。

また、フランスも2020年までに高速鉄道の営業距離を2500マイルにすることが計画されており、米国でもオバマ大統領が高速鉄道分野に5年以内に130億ドルを投じることを明言。このほか、スペインは2010年に日本を上回る高速鉄道網を保有し、中国とインドがこれを追い、近いうちに追い越すことが予測されているという。

UNIFE(欧州鉄道産業連盟)によると、不況にもかかわらず、今年全世界で鉄道関連の設備投資総額は1220億ユーロに上る見込みで、この額は昨年と同水準を維持、2004年と比べると18%の増加となっているが、2016年には世界各国における高速鉄道分野の投資額は1500億ユーロに達すると予測されている。(翻訳・編集/岡田)

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