ぜいたく品販売が今年12%増の予測、落ち込む世界需要と対照的―中国

Record China    2009年10月24日(土) 10時14分

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22日、中国新聞社はシンガポール紙の報道を引用し、米経営コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーがこのほど、中国の今年のぜいたく品販売額が前年比で12%増になるとの予測を発表したと伝えた。写真は長春市内のルイ・ヴィトン。

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2009年10月22日、同日付の中国新聞社シンガポール紙の報道を引用し、米経営コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーがこのほど、中国の今年のぜいたく品販売額が前年比で12%増になるとの予測を発表したと伝えた。金融危機による不景気感が依然漂い、世界全体でのぜいたく品の販売額が8%減になると予想される中、中国市場の拡大傾向は際立ってみえる。

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ベイン社によると、世界各地の市場の中で最大級の規模を持つ米国と日本の今年のぜいたく品販売額はそれぞれ、前年より16%、10%落ち込む見込みだ。こうした状況の中、イタリアの高級ブランド「ヴェルサーチ」が日本の全店舗を閉鎖し、日本市場から撤退するほか、仏「ルイ・ヴィトン」も東京・銀座への大型店出店を白紙に戻すなど、世界高級ブランドの日本離れが加速している。

一方、中国では経済発展や国民の収入増を背景に、今後、内需がさらに拡大すると予想されており、世界で今年開業したぜいたく品販売店のうち、15%が中国での開業を選んだという。(翻訳・編集/東亜通信)

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