日中韓が切り開くアジア新時代は、東アジア共同体ではなく、中国を結節点とした経済関係―香港誌

Record China    2009年10月22日(木) 7時45分

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2009年10月、香港誌・亜州週刊は記事「日中韓が切り開くアジアの新たな夢」を掲載した。「陸のシルクロード」と「海のシルクロード」、2つの道が接する中国が中心となってアジアの新時代を切り開くと分析した。写真は北京市の人民大会堂。

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2009年10月、香港誌・亜州週刊は記事「日中韓が切り開くアジアの新たな夢」を掲載した。「陸のシルクロード」と「海のシルクロード」、2つの道が接する中国が中心となってアジアの新時代を切り開くと分析した。20日、中国新聞網が伝えた。

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10日、北京市で日中韓首脳会談が開催された。会談後の共同声明はさほど目新しいものではなかったものの、3か国が真剣に経済協力を目指すことで合意した意義は軽視できない。

問題は協力の方法にある。鳩山首相の唱える「東アジア共同体論」はつまるところ大東亜共栄圏の焼き直しに過ぎず、各国の警戒を招いている。通貨一体化も非現実的との意見が有力だ。

むしろ注目されるのは中国を中核とした経済協力体制。東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国の通貨協力、中国から欧州にいたる「陸のシルクロード」、海底トンネルで日中韓を結ぶ「海のシルクロード」。中国を結節点とした巨大な経済的枠組の実現は壮大すぎる夢のようにも思えるが、しかし今、日中韓は協力してこの夢の実現に向かっている。(翻訳・編集/KT)

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