Record China 2009年10月17日(土) 11時4分
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16日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長が自身のブログで、世界大学ランキングは日本人にとってあまり重要ではないと紹介した。写真は早稲田大学。
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2009年10月16日、日本の華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長が自身のブログで、世界大学ランキングは日本人にとってあまり重要ではないと紹介した。
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蒋編集長の留学時代の指導教授で横浜市立大学の加藤祐三前学長は、「日本人は大学の世界ランキングにはこだわらない」と指摘する。日本人にとっての一流大学は「旧帝国大学」を指し、それに私立の早稲田と慶応が含まれるのみだ。同編集長によれば、学歴社会の日本では一流大学への入学は一生の半分が決まったも同然。卒業生はたとえ在学中どんなに遊び呆けても、就職先に困るようなことはない。
加藤前学長は、日本人の留学願望が諸外国と比べて低いことが、大学の世界ランキングに興味がない一因だと指摘する。財団法人日本青少年研究所が3月に行った調査によれば、留学を希望する日本の中学・高校生はそれぞれ37%と41%。最も多かった中国の中学生(84%)と韓国の高校生(64%)と比べ、かなり低い。「日本人は自国の教育の質と生活環境に満足しているのだろう」と同前学長は分析した。
日本人にとって大事なのは、世界ランキングより大学の就職率。当然、一流と呼ばれる大学の就職率は不況下にあっても非常に高い。中国では、日本でいう東大にあたる北京大学の卒業生も就職難のあおりを受けているというニュースを度々耳にするが、日本で同じようなことはあり得ない、と同編集長は指摘した。(翻訳・編集/NN)
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