2009年10月15日、安徽省巣湖市が抱える国内第5位の面積を持つ湖・巣湖は、周辺の農業用水や飲み水として利用されているが、近年は水質の富栄養化や近隣からの工業廃水などが原因で重篤な汚染にさらされているという。新安晩報の報道。

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今月15日の取材によると、湖沿岸の石材工場から排出する汚染水が最近になって、洗浄用水を未許可のまま湖に垂れ流していた。その排水量は1日当たり1トンにも及び、湖水はまっ黄色に変色した。湖周辺の住民はシラウオなどの漁獲で潤ってきたため、ほとほと困り果てている。

そして、市環境保護局がついに工場への処罰を下した。工場への送電を全停止し、洗浄設備をすべて撤去することを求めるとともに、20万元(約265万円)の罰金を科したという。(翻訳・編集/愛玉)