<レコチャ広場>中国育ちの中国人がノーベル賞を獲得できないのは、丸暗記重視の教育のせい

Record China    2009年10月10日(土) 12時47分

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2009年10月9日、新聞記者・周篠贇氏のブログはエントリー「なぜ中国系ノーベル賞受賞者は大陸人ではないのか」を発表した。写真はノーベル物理学賞を受賞したチャールズ・カオ氏。

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2009年10月9日、新聞記者・周篠贇(ジョウ・シャオユン)氏のブログはエントリー「なぜ中国系ノーベル賞受賞者は大陸人ではないのか」を発表した。

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10月6日、光ファイバーの実用化に貢献し、「光ファイバーの父」と呼ばれるチャールズ・カオ(高[金昆])元香港中文大学学長と電荷結合素子(CCD)を発明した元米ベル研究所のウィラード・ボイル博士、ジョージ・スミス博士がノーベル物理学賞を受賞した。

カオ氏の受賞で中国系のノーベル賞受賞者は9人となった。しかしいずれも国籍は外国にあり、欧米の教育を受けている。なぜ中国で生まれ育ち教育を受けた中国人がノーベル賞を受賞できないのか?周氏はその理由を中国の教育制度に求めている。新中国成立から60年、中国は小学校から大学にいたるまで暗記重視の詰め込み教育ばかりを重んじ、学生たちは「正しい答え」を記憶することにのみ血道を上げてきたという。

科学研究にとっては革新こそが最も重要。古典を丸暗記するような中国の教育で得られた能力はパソコンの「コピー&ペースト」と変わらず、ノーベル賞など得られようはずもないと厳しく批判している。(翻訳・編集/KT)

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