幼稚園の教材使用を厳禁、保護者から不満の声―安徽省

Record China    2009年10月11日(日) 13時15分

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9日、安徽省教育庁は8月末、新学期を前に省内の幼稚園に教材の使用中止を徹底するよう指示した。既に発表した学校現場でのルールを根拠にしたものだが、保護者の間では「そんなことで教育は大丈夫なのか」と不安の声が広がっているという。写真は安徽省の幼稚園。

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2009年10月9日、同日付の中国青年報によると、安徽省教育庁は8月末、9月からの新学期を前に、省内の幼稚園に教材の使用中止を徹底するよう指示した。既に発表した学校現場でのルールを根拠にしたものだが、保護者の間では「そんなことで教育は大丈夫なのか」と不安の声が広がっているという。

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同省政府は先に、「園児の心身の成長を促すため、幼稚園の“小学校化”を厳禁する」と通達していた。だが依然、教材を使用した教育を続けている幼稚園があることから、今回、緊急通知としてルールの徹底を指示した。実情については「新学期開始後、調査を行い、違反があった場合は厳しく処分する」という。

一部では幼児用教材の質を疑問視する意見も出ているが、教育熱心な保護者の間では教育の遅れを懸念する声が多く聞こえる。

ある保護者は「教材を使わないのなら幼稚園は託児所と同じだ」「親が毎日苦労して仕事をして、夜に帰ってから子供に勉強を教えなければならないのか」と不満を口にしていた。(翻訳・編集/東亜通信)

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