金正日総書記の温家宝首相への抱擁、中国の持つ「特殊な地位」を反映―香港メディア

Record China    2009年10月7日(水) 11時50分

拡大

2009年10月5日、香港の中国評論新聞社は温家宝首相の北朝鮮訪問に関する記事を掲載した。異例の厚遇となった出迎えの格式から北朝鮮の態度を分析している。写真は在中国北朝鮮大使館。

(1 / 3 枚)

2009年10月5日、香港の中国評論新聞社は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の北朝鮮訪問に関する記事を掲載した。異例の厚遇となった出迎えの格式から北朝鮮の態度を分析している。

その他の写真

4日、温首相は平壌に到着した。空港には金正日総書記を始め北朝鮮首脳陣が勢ぞろいして出迎えた。金総書記は足を軽くひきずりながらもタラップの前まで歩き、温首相を抱擁して出迎えた。その後、温首相と金英日北朝鮮首相とによる儀仗兵の閲兵、華人と北朝鮮人民による温首相の出迎えがあったが、金総書記は温首相の側に立ち黙々と待っていた。温首相が車に乗るのを見届けた後、ようやく金総書記も空港を離れた。

香港フェニックステレビのアナリストなど専門家からは、異例の厚遇となった出迎えの格式から北朝鮮が中国をきわめて重要な同盟国と見なしており、中朝関係が従来同様の「特殊な地位」を保っていることを示したものと分析している。クリントン元大統領の訪朝など米国が対話の主導権を握ったかに見えたが、温首相の訪問は北朝鮮問題における中国の重要性を再びクローズアップするものとなった。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携