Record China 2009年10月6日(火) 12時24分
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2009年10月5日、新快報は記事「入園者のマナー違反が動物たちを苦しめる“休暇病”が蔓延」を掲載した。写真は鄭州動物園のサル。入園者から食べ物をもらおうと網から手を突き出している。
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2009年10月5日、新快報は記事「入園者のマナー違反が動物たちを苦しめる“休暇病”が蔓延」を掲載した。
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現在、中国は国慶節(建国記念日)の長期休暇。広東省広州市の動物園・香江野生動物世界も人込みでごった返している。しかし入園者の過剰な愛情が動物たちを苦しめ、“休暇病”を引き起こしているという。
パンダの阿宝はおりの隅で体を丸めるように小さくなっていた。それもそのはず、カメラのフラッシュが絶えることなく照らし続けているためだ。パンダと並ぶ人気者のコアラもすっかり参っている様子。フラッシュを浴びせられ続けているばかりか、なかにはおりのガラスをたたく入園者もいるのだとか。コアラはすっかりおびえて姿を隠すようになった。
飼育員によると、フラッシュやガラスをたたかれて驚いた小動物は、食べ物を食べられなくなったり、体が変色したり、果てには死んでしまうケースまであるという。また入園者が勝手に食べ物を与えるのも問題で、消化不良や消化器系疾患の原因ともなっている。
こうした一部入園者の心ない行為のため、動物たちは“休暇病”にかかっているという。運営側は入園者には動物園を楽しんでもらいたいが、同時に動物たちのことを考えてあげてほしいと呼びかけている。(翻訳・編集/KT)
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