2009年10月3日、イタリアの華字紙・欧聯時報は建国60周年の国慶節を祝う北京市の様子を伝えた。

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10月1日午前10時（北京時間）、中華人民共和国成立60周年祝賀大会が北京市の天安門地区と長安街で行われ、陸・海・空3軍の閲兵式と軍事パレードが盛大に行われた。祖国を離れて異国の地で暮らす者にとって、中国の建国60周年は特別に深い感慨を抱かされる。世界の超大国となった祖国や中国人であることを誇りに思うという。今回、一般市民による祝賀パレードに初めて海外から華僑・華人も参加し、同じ中国人として大きな喜びを分かち合うことができたとしている。

今年の軍事パレードを支えた主力部隊は80〜90年代生まれの若者で編成されていたという。中国では「80後（80年代生まれ）」や「90後（90年代生まれ）」はわがままや甘えの代名詞となっているが、同紙は「祖国の辛く苦しい時代を知ることなく育った若者たちだが、パレードに参加した彼らの希望に輝く顔を通して、中国の明るい未来を見ることができる」と、中国の今後を担う若い世代に期待を寄せている。（翻訳・編集/本郷）