Record China 2009年10月5日(月) 22時58分
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9月30日、中国本土出身女性のメイド就労を許可する方向で、香港政府が検討を重ねている。写真は河南省鄭州市の家政婦派遣会社。
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2009年9月30日、中国新聞社によると、中国本土出身女性のメイド就労を許可する方向で、香港特別行政区政府シンクタンクが検討を重ねている。
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同記事によると、香港ではかつて、高学歴で英語も話せるフィリピン人メイドが歓迎され、特に子供への教育熱心な家庭ではフィリピン人メイドを雇用するのが当然といった風潮があった。しかし近年、香港政府が外国人の就労に対し厳しい制限を行っており、フィリピン人メイドは減少傾向にある。かつては外国人メイドに占めるフィリピン人の割合は8割を超えていたが、今は5割強。そうした中で最近ではインドネシア人メイドが急増しており、この10年間でその数は4倍になっているという。
メイド需要が依然として高い香港では「わざわざ外国人を雇わなくても香港で働きたい中国女性はたくさんいるのに」という声も多く、実際に観光や親族訪問を理由に香港を訪れた本土女性がメイドとして短期間就労しているケースもあるという。しかも、高齢化の進む香港では英語を話す外国人メイドよりも、言葉や生活習慣が似ている本土女性への需要が高まっている。
こうした状況から本土女性のメイド就労について香港政府は検討を開始している。ヤミ就労や技術力不足などへの懸念から、香港の家政婦紹介サービス業界の関係者らはメイド養成の特別訓練施設を建設し、メイド従事者たちを守る法的整備を進めるよう提案しているという。(翻訳・編集/本郷)
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