中国人商人を狙い撃ち?=モスクワ市内の卸売市場が経営禁止に―ロシア

Record China    2009年10月1日(木) 21時55分

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9月29日、ロシア・モスクワ市は、モスクワ商業センターなど市内での卸売市場経営禁止令を施行した。6月のチェルキゾフスキー市場閉鎖に続き、再び中国人商人が狙い撃ちされた格好だ。写真はモスクワの卸売市場。

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2009年9月29日、ロシア・モスクワ市は、モスクワ商業センターなど市内での卸売市場経営禁止令を施行した。6月のチェルキゾフスキー市場閉鎖に続き、再び中国人商人が狙い撃ちされた格好だ。30日、中国経済網が伝えた。

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ロシアでは多くの中国人商人が商売を行っている。これはソ連邦崩壊直後にさかのぼる。品物不足に悩むロシア向けに中国からの輸出が急増したが、煩瑣な輸入手続きを避けるために「グレー通関」と呼ばれる簡略化した手続きが実施されるようになった。しかし、最近になってロシアは態度を一変、「グレー通関」の取り締まりと中国人商人への締め付けを強化している。

モスクワ在住の中国人商人のうち、約85%は卸売市場に店舗を構えている。それだけに今回の禁止令が与える影響は甚大なものだという。「グレー通関」の取り締まり強化により、利益が減ったという事情もあり、帰国する中国人商人が増えている。(翻訳・編集/KT)

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