<国慶節>銃器など危険物の検査を強化、厳戒態勢続く―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年9月30日(水) 13時45分

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29日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市では、国慶節期間中の9月18日から10月10日まで、公安警察交通安全部門などが危険物の市内への持ち込みなどに対する警戒・検査態勢を敷いている。写真は市内を巡回する特殊警察。

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2009年9月29日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市では、国慶節(建国記念日、10月1日)前後の社会の安定を目的として、9月18日から10月10日までを「都市保護プロジェクト期間」と定め、公安警察交通安全部門などが中心となって危険物の市内への持ち込みや不審人物に対する警戒・検査態勢を敷いている。新華社通信(電子版)が伝えた。

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期間中の検査態勢について、同自治区公安庁交通警察の関係者は「ウルムチ市を中心に、公道にチェックポイント55か所を設置し、毎日検査員1200人以上、車両約250台を配置し、1日約4万台の車両を検査している」と紹介する。検査は、ウルムチ市方面に向かう車および同市へ進入する全ての車を対象としており、「銃・弾薬」「違法な刀剣類」「爆薬・爆発物」「毒物・劇薬」「放射性物質」など危険物の所持取り締まりと不審人物の摘発を目的としている。

検査の実施に伴い、一部の市民からは不満の声が挙がっているものの、多くの市民は「国慶節期間中の安全確保のため」と理解を示しているという。

また、同自治区内の各地区で広がっている「国慶節期間中にウルムチ市で交通規制が敷かれる」とのうわさについて、同市公安当局の責任者は「現段階では交通規制の命令は受けていない」とこれを否定している。(翻訳・編集/HA)

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