ツバメ16人囲う剛腕アネゴ!元司法局長の義妹が闇カジノ経営―重慶市

Record China    2009年9月28日(月) 18時56分

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9月、重慶市公安局が今年6月から行っている暴力団撲滅キャンペーンの成果として、闇カジノを多数経営していた暴力団女組長が逮捕された。16人の若い愛人を囲っていたという。写真は女組長の義兄で元司法局局長の文強。

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2009年9月19〜29日、重慶市公安局が今年6月から3か月にわたって行っている暴力団撲滅キャンペーンの成果報告が同局内で掲示されている。19暴力団から幹部ら2000人以上の逮捕者を出したこの一大キャンペーンだが、同市公安局の身内からも逮捕者が出たことで話題となっている。雲南信息報の27日付の報道。

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その世界では「謝(シエ)姐さん」と呼ばれていた謝才萍(シエ・ツァイピン)は、このほど逮捕された暴力団幹部クラスとしては唯一の女性。2000年から08年にかけて重慶市内の各所で30近くもの地下カジノを経営、数千万元(約数億〜10億円超)を稼ぎ出していた。

その悪行が暴かれだしたのは05年11月。市内のカフェレストランで巨大な地下カジノを経営していたところを摘発され、200人にのぼる公安職員が一斉に関係者100人あまりを逮捕、賭博資金35万元(約460万円)を押収した。謝は08年にも、店内を内偵していた警察官を郊外の工事現場へ拉致し、6時間にもわたる暴行を加えていたことが発覚している。

謝がここまで我が物顔に勢力を広めた背景には、義兄が同市司法局の局長であったことが関係しているという。文強(ウェン・チアン)元局長のはからいで当初は市税務局に勤務していた謝だが、2000年に退職した後は、鉄壁の後ろ盾に守られて闇カジノ経営者としてその勢力をのさばらせていたわけである。文元局長は同市公安局内の幹部クラスに4人の“右腕”を抱え、市内6大暴力団の庇護を行っていた。その文元局長も26日付で逮捕されている。

そして市当局は今月21日、賭博罪などの罪状でついに謝の起訴に踏み切った。現在、公安局内に張り出されている報告によると、謝は若い男性16人を愛人として囲い、放蕩の限りをつくしていたということから、ことさら大きな話題となっている。(翻訳・編集/愛玉)

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